格安スマホは「つながらない」「遅い」「サポートが悪い」などと聞いたことはありませんか?
ちゃんとつながる楽天モバイルそのため、格安スマホに乗り換えるのを躊躇している人は多いでしょう。
私は、低収入のフリーターおばさんのため、スマホを選ぶ際にも「節約」をいちばん大事にしています。
そんな私が、節約派の人には間違いなく格安スマホをおすすめする理由と、実際に2年間、格安スマホを使ってきてわかった真実をおとどけします。
「格安スマホやめとけ」といわれる理由と使ってみた感想
一般的に格安スマホやめとけといわれるのには、次のような理由があります。
- つながりにくい
- 通信速度が遅い
- 最新機種がない
- 通話料が別
- 支払い方法が限られる
- スマホ決済ができない
- サポートが不安
つながりにくい
格安スマホは、山奥やかなりの田舎といった場所、回線が混雑する時間帯、災害時といった条件下でつながりにくいといわれています。
私は、格安スマホを日中の混雑時にも快適に使えていますし、どこに行ってもつながるので不便な思いをしたことはありません。山奥に行ったり災害が起きたりなどのイレギュラーなことは今のところ起きていないので、これらに関して検証はできていませんが、普通の生活圏ではちゃんとつながります。
通信速度が遅い
格安スマホは大手キャリアと比べて通信速度が遅いといわれています。
私が検証したところ、格安スマホで動画を再生してもサクサク見れます。私はオンラインゲームなどはしないので、ゲームに関してはどの程度の速度で楽しめるのか不明です。
最新機種がない
格安スマホは、最新型のiPhoneなどがないといわれています。
たしかに高性能の最新機種は格安スマホのすべての会社が扱っているわけではありません。私が使っている機種は格安スマホブランド独自のシンプルなものですが、じゅうぶん便利に使えます。
通話料が別
格安スマホはギガ使用料が大手キャリアとくらべてだいぶ安いですが、通話料がプランに含まれていなかったり、通話プランを別に加入する必要がある場合が多いです。
今は、SNSやメッセージアプリに通話機能がついているので、それを使えばいいでしょう。
支払い方法が限られる
格安スマホのなかにはクレジットカードでしか料金支払いができないものがあります。
クレジットカードでの支払いは、カードへのポイント加算に役立つので、むしろクレジットカード払いは好都合だと思います。
スマホ決済ができない
大手キャリアでは、ネットショッピングをしたときの支払いや、サブスクサービスの支払いが、スマホの使用料といっしょにできたりしますが、格安スマホの場合はスマホ決済に対応していないことも多いです。
ネットショッピングやサブスク料金も、わざわざスマホ決済するより、普通にクレジットカード払いのほうが、管理がしやすいでしょう。
サポートが不安
格安スマホの店舗は大手キャリアほどたくさんありません。そのため、故障したときやトラブルの相談にどこに行けばいいか不安になるかもしれません。
格安スマホの会社では、WEBサイトでチャットボットを用意しているので、困ったときはAIに質問できますし、オペレーターと話すことも可能です。
格安スマホが最強な理由5選
格安スマホはやめとけと一部でいわれていますが、私はむしろ格安スマホが最強だと思います。
理由は次の5つ。
- とにかく安い
- ちゃんとつながる
- じゅうぶんな通信速度
- 乗り換えもかんたん
- 節約意識が高まる
とにかく安い
節約志向の人にとって「安い」というのがいちばん助かりますよね。
私は大手キャリアの約6000円から、格安スマホに変えて月額料金が1,000~2,000円までに下がりました。
ちゃんとつながる
私が使ってきたところ、格安スマホは、家、高層ビルのあいだ、地下、どこに行ってもちゃんとつながります。
じゅうぶんな通信速度
家でも外でも電車の中でも、格安スマホはサクサク通信できるので、メッセージのやりとりや動画を見るのにもストレスがありません。
乗り換えもかんたん
大手キャリアから格安スマホへの乗り換えは簡単にできます。新しい格安スマホに申し込んで、SIMカードを入れ替えるだけです。
節約意識が高まる
格安スマホは、ひとつのプランで、使ったギガの量に応じて自動的に料金が決まるタイプと、1,000円から4,000円ほどの複数のプランのあいだで選べるタイプがあります。
どちらにしろ、自分の使い方次第で、いちばん安くすむときは月額料金が1,000円ほどにまで下がるので、無駄にスマホを使わないように節約意識が高まります。
格安スマホのデメリット
私は個人的に格安スマホが最強だと思いますが、次のような点に不満を持つ人もいるでしょう。
本体を選ぶワクワク感がない
最新機種が少ないため、ガジェット好きや、最先端技術にこだわる人にとっては、格安スマホの型落ち感はやや満足できないかもしれません。
対面サービスを受けにくい
チャットボットで問い合わせするだけでは問題解決しないときや、申し込みやトラブル発生時にお店の人と直接話したい人にとっては、格安スマホの店舗数の少なさは気になる場合もあります。
なんとなく不安
大手キャリアの魅力は、なんといってもそのブランド力。
ブランドイメージにこだわる人にとっては、格安スマホだと、やはり大手ほどの安心感は得られないでしょう。
大手キャリアのデメリット
大手キャリアにも次のようなデメリットがあります。
高い
やはり大手キャリアいちばんのネックは、料金が高いことです。
いちばん安いプランでも、格安スマホのいちばん高いプランと同じくらいかそれ以上ですし、高いと1万円を超えます。
必要ないほどの機能とサービス
大手キャリアには、便利な機能やサービスがついていますが、はたしてそれらの機能やサービスが自分に必要かどうかはよく考えなければいけません。
格安スマホをおすすめするのはこんな人
格安スマホは次のようなライフスタイルをおくる人に最適です。
節約が好き
格安スマホのいちばんの魅力は月額料金の安さです。
ふだんから節約を心がけている人にとっては、毎月の請求額の少なさはうれしくなるでしょう。
自己管理ができる
格安スマホは高めのプランでも大手キャリアより安いですが、自分の使い方次第で、さらに料金を下げることができます。
使わなければ使わないほど安くなるプランや、ギガ容量をおさえたプランにして、自分が使わないように気をつければさらにお得になります。
Wi-Fiメインで使う
家ではWi-Fiをつなぐと、スマホのギガを使わずにすみます。
動画はおうちでリラックスして見るライフスタイルに、格安スマホはぴったりです。
格安スマホをおすすめしない人
節約志向の人には圧倒的に格安スマホがおすすめですが、次のようなタイプの人には大手キャリアが安心かもしれません。
仕事でかなりスマホを使う
格安スマホもじゅうぶんな通信速度をもち、だいたいどこでもつながりますが、仕事でスマホを使う場合は、大手キャリアのほうが頼もしいでしょう。
外でスマホを使うことが多い
スマホを、連絡手段や情報収集などの必要なときだけ使うのであれば、大手キャリアほどの機能や安心感は必要ありませんが、外でもずっとスマホを握りしめて頻繁にスマホを使う人であれば、大手キャリアの月額料金を払っても損した気にはならないでしょう。
家にWi-Fiがない
家にWi-Fiがない場合は、家の通信もスマホにたよることになるので、信頼感のある大手キャリアのほうがいいかもしれません。
スマホを買うときに大事なのは自分の意志
格安スマホほど安くするのはむずかしいかもしれませんが、大手キャリアでもスマホ料金を最小限におさえることはできます。
自分にとって何が必要かを知っておいて、お店の人の言うがままにオプションをつけたり高いプランに入るのを拒否すればいいのです。
そして、スマホを使うときも、ダラダラと動画を見て、ギガを消費するのを防げばいいのです。
スマホ料金を安くするためにいちばん大事なのは「自分の意志」です。
節約したいなら格安スマホ!
スマホは大手にも格安にもそれぞれのいいところがありますが、料金の安さを最優先する節約派の人にはだんぜん格安スマホがおすすめです。
格安スマホの料金をさらに安くすませるように自己管理するライフスタイルは、スマホ以外のことに時間が使えて、身近な人との大切な会話が充実するでしょう。