副業の中でも「WEBライター」に興味を持つ人は多いでしょう。
私は実際にWEBライターとして副業をしていましたが、最終的には辞めることを選びました。その理由は以下の3つです。
1. プロと仕事をする中で自分の能力不足を痛感した
2. 受注できる仕事が少なく、収入も伸びなかった
3. 知識不足で書くネタがすぐに尽きた
一見、ネガティブに思えるこれらの経験ですが、振り返ってみると副業WEBライターとして成功するためのヒントが隠されていると気づきました。これからWEBライターを始めようか迷っているあなたが、私と同じ失敗をしないために、ここで学んだことを共有したいと思います。
やってみた!が・・・私がWEBライターとして稼げなかった理由3つ

私はもともと、趣味でブログを書いていたり、仕事先の企業が運営するWEBサイトで小さなコラムを書いていました。
その仕事先の関連会社が女性向けのメディアを立ち上げるにあたって、新規WEBライターとしてお声がけいただいたことにより、私はWEBライターとしての副業を始めることになったのです。
しかし、現実は甘くはありませんでした。以下に、私がWEBライターとして成功しなかった理由と改善するべきだったポイントを解説します。
1、 スキル・能力不足

WEBライターとして仕事を始めると、必ず他のライターと比較されます。最初は自信を持って書いていても、プロのライターの文章と比べると「自分はまだまだだ」と思い知ることになります。
私は、自分の書いた文章がWEB上で公開されたのを見ることで、ほかのライターたちより劣っていることを客観的に知るようになりました。
でも、ここで大切なのは「自分のレベルを知ることが成長につながる」ということ。スキル不足を理由に諦めるのではなく、学びながら成長するチャンスだと捉えることが大切です。
【成功するためのポイント】
- 初心者向けのライティング講座を受ける(無料・有料の講座が多数あります)
- クラウドソーシングサイトで小さな案件から始める
- 他のライターの記事を分析し、学ぶ
2、単価と量のバランス

「WEBライターって稼げるの?」と疑問に思う方も多いでしょう。実際、初心者には単価の低い案件が多く、大きく稼ぐのは難しいです。
私は発注者の厚意のおかげで、初仕事としては高めの「1文字3円」という単価をいただいていましたが、能力が追いつかず量をこなすことができなかったため、結局収入は少なくなりました。
しかし、続けていれば少しずつ単価の高い仕事を受けられるようになったり、量をこなせるようになります。最初から大きく稼ぐのではなく、長期的に収入を増やしていく意識が必要です。
【成功するためのポイント】
- 専門知識を身につけてライティングの幅を広げる(特化分野を持つと単価が上がる)
- 実績を積んで、クライアントからの信頼を得る
- ブログを運営し、ポートフォリオとして活用する
3、ネタ切れした

「何を書けばいいかわからない」「すぐにネタが尽きる」—これは多くの初心者ライターが直面する問題です。私も、最初はスムーズに書けていたものの、すぐにネタがなくなり苦労しました。
ネタ切れを防ぐためには、常に情報をインプットし続けることが大切です。特に、得意なジャンルを持つと、書くテーマを見つけやすくなります。
【成功するためのポイント】
- 日々の生活の中でネタを探す(読書、ニュース、SNSなど)
- 他のライターの記事を参考にする
- 自分の得意分野を決めて深掘りする
最終的には、発注者がわの期待に応えられず、ライティングの依頼そのものも少なくなっていきました。
「初心者でも簡単に稼げる!」に注意!WEBライター講座・スクール選びの落とし穴

WEBライターとして稼ぐために、講座を受けたりスクールに入るのもひとつの選択肢です。
たしかに良質な講座もありますが、中には高額な受講料を払っても全く稼げないケースも少なくありません。そこで、WEBライターを目指す方が「甘い話」に惑わされないためのポイントをお伝えします。
「誰でも簡単に稼げる」は本当か?
WEBライターは確かに未経験からでも始められる仕事ですが、「簡単に稼げる」というのは誤解を招く表現です。文章を書く力だけでなく、リサーチ力、SEOの知識、クライアント対応能力など、多くのスキルが求められます。
【甘い言葉に注意!】
- 「1日30分で○万円!」→ ライティングはそんなに甘くない
- 「初心者でもすぐに高単価!」→ 最初は低単価案件が多い
- 「誰でもできる簡単な作業!」→ 実際には試行錯誤が必要
良い講座の特徴
- 具体的なカリキュラムが公開されている
- 実績のある講師が運営している
- 受講生のリアルな口コミや実績が確認できる
- 受講後のフォローアップが充実している
危ない講座の特徴
- 「絶対に稼げる」と断言している
- 高額な受講料を前払いさせる
- 内容が曖昧で何を学べるのか不明
- 受講後のサポートがない
学ぶなら無料・低コストの方法を活用しよう
無理に高額な講座を受けなくても、低コストで学べる方法はたくさんあります。
【おすすめの学習方法】
- 無料のブログやYouTubeで基礎を学ぶ
- クラウドソーシングサイトで実践しながら学ぶ
- 図書館や書籍でライティングの知識を深める
- 低価格のオンライン講座を試してみる
甘い言葉に惑わされず、地道にスキルを身につけよう
WEBライターとして成功するためには、学び続けることが大切です。「簡単に稼げる」という言葉に惑わされず、堅実にスキルを磨いていきましょう。本当に価値のある学び方を選ぶことで、長期的に活躍できるWEBライターを目指してください!
副業WEBライターを目指すなら「本気」で取り組む覚悟が必要

副業としてWEBライターを始める人が増えていますが、簡単に稼げるという甘い言葉に惑わされると、すぐに挫折してしまうことになります。
実際、私自身もWEBライターを経験しましたが、長期間努力を続ける情熱が持てず、最終的にはやめる決断をしました。
そこで、これからWEBライターを目指す方に向けて、現実的なアドバイスをお伝えします。
副業とはいえ、本気でやらなければ成功しない
WEBライターは「空いた時間に気軽にできる」と言われることが多いですが、実際には本気で取り組まなければ結果は出ません。副業とはいえ、以下のような努力が必要です。
- ライティングスキルの向上:文章力やSEOの知識を学び続ける
- クライアント対応のスキル:納期管理や円滑なコミュニケーション
- 継続的な案件獲得:提案や実績作りに時間をかける
これらを「仕事」として捉え、本気で取り組めるかどうかが成功のカギになります。
「稼げるようになるまでの期間」を甘く見ない
多くの人が「1ヶ月で月○○万円!」といった情報に惹かれますが、実際には初心者が安定して稼げるようになるまで時間がかかります。多くのWEBライターが経験する現実は以下のようなものです。
- 最初は低単価案件が多い
- 継続的に仕事をもらえるまで時間がかかる
- 執筆が遅い人は、時給換算すると割に合わない
この期間を乗り越えるためには、「最初は思うように稼げなくても続ける」という覚悟が必要です。
副業はほかにもたくさんあるのにWEBライター?
WEBライターを始める理由が明確でないと、途中でモチベーションを失いがちです。
- 副業の中で本当にWEBライターがいいのか?
- ライティングスキルを活かして将来的に独立したいのか?
- 自分の得意な分野で情報を発信したいのか?
このように、具体的に自分の心に問いかけて答えを出しておくと、継続しやすくなります。
副業WEBライターは「本気でやるか」「やらないか」

「ちょっとやってみようかな」という軽い気持ちで始めると、途中で挫折してしまう可能性が高いのがWEBライターの世界です。やるなら本気で、努力を続ける覚悟を持って取り組みましょう。
WEBライターは、副業とはいえ、プロとしての責任感と継続力が求められます。活躍しているWEBライターの多くが、「副業」という気軽な表現ではすませられないほどたいへんな努力を積み重ねてきています。
「本当に自分がWEBライターとしてやっていきたいのか?」を考えた上で、一歩を踏み出してみてください。